書籍・ムック
落語ファン倶楽部新書1 落語を聴くなら 古今亭志ん朝を聴こう 落語ファン倶楽部・編/浜 美雪・著 定価:本体952円+税 発売日:3月3日(水) 【内容紹介】 一流は一流を知る。いまなお、多くの落語家、ファンに愛され続けている落語界の永遠の太陽、古今亭志ん朝の『芸』と『人柄』を、現在、第一線で活躍しているプロの落語家が語った! オビ文は、中村勘三郎[『夢金』の船頭が大川に竿させば、雪がちらちら見えてくる……。これぞ、志ん朝師匠の芸、落語の醍醐味だと思う。] |
(目次より)
■ 現役のプロが語る、志ん朝落語の魅力
林家正蔵『唐茄子屋政談』 唐茄子を売りさばいてくれた、通りすがりの兄ぃが志ん朝師匠とだぶるんです
桂米團治『居残り佐平次』 噺の運び方、テンポ、調子、間…… 志ん朝落語の粋が、あの「んー、おあがりンなるよおー」に凝縮されているんです
笑福亭鶴瓶『文七元結』 CDだって聴くなら一回きりにせなあかん
林家たい平『お見立て』 不思議と僕の耳には志ん朝師匠の声で聴こえてくるんですよ
春風亭小朝『明烏』 典型的な太陽型の噺家春風亭昇太『崇徳院』 どんな噺も志ん朝ワールドにしてしまう 演者の魅力が噺に負けてないんです
三遊亭小遊三『花色木綿』 どうでもいいような所が実におかしいんです
古今亭朝太『道灌』 師匠の『道灌』はとってもあったかいんです
林家木久蔵『抜け雀』 だってこんな僕の耳に入ってきたんだから、間違いないですよ
古今亭志ん五『三軒長屋』 江戸の匂いがありながら、アルファロメオで飛ばしてるようなドライブ感があるんです
笑福亭仁鶴『四段目』 芝居好きの定吉と志ん朝はんが重なって見えました
柳家花緑『元犬』『愛宕山』 虚と実を自在に行き来しながら、独特のリズムを生んでいるんです
立川志の輔『火焔太鼓』 志ん朝落語って、聴いてるうちに自分でも演ってみたくなるんです
【特別採録】五代目三遊亭圓楽 志ん朝を語る
※完全保存版【古今亭志ん朝 主要発言・コメント記事リスト】
1961年から2001年、40年にわたり古今亭志ん朝がマスコミに遺した主要発言・コメント記事を初めてリスト化。志ん朝ファン必携!
ご購入はコチラから!