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書籍・ムック

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落語ファン倶楽部新書9 『白酒ひとり壺中の天 火焔太鼓に夢見酒』

落語ファン倶楽部新書9
白酒ひとり壺中の天 火焔太鼓に夢見酒

桃月庵白酒・著

定価:本体 952円+税
ISBN:978-4-86494-004-7 C0276
    9784864940047
発売日:2013年9月25日(水)












【内容紹介】
甲子園を目指す野球少年だった白酒は、運命に導かれるまま、五街道雲助に入門し、落語界へ。
今や古今亭の大きな看板となった桃月庵白酒が、その半生を振り返り、また古今亭のネタ論を披露。
雲助の壺中の天から抜け、自らの新しい壺の中に楽園を作るべく、芸道精進なかばの白酒が綴った初の自伝。

二十一年前、震える指で、師匠宅のチャイムを押した日の気持ちは生涯忘れませんし、さらに遡り、初めて師匠雲助の落語に出会った時の衝撃たるや、全く別世界の楽園に入り込んだかのようでした。
そんな喜びを〝壺中の天〟という言葉に置き換えてこの本のタイトルとさせて頂きました。ー本文よりー

【目次より】
第1章 早大除籍 ~ 落語界へ
落研での、ぬるま湯ぐらしの末、大学除籍。師匠雲助に出会い、入門を決意するまで。
第2章 前座/五街道はたご 二ツ目/五街道喜助
師匠の芸を追い続けた修行時代から、自分にしかない何か、を見つけるまで。
第3章 桃月庵白酒 誕生
入門十三年で真打昇進。「うまい」より「おもしろい」白酒に。
第4章 鹿児島生まれ 鹿児島育ち
落語と出会う前。野球に明け暮れ、ロックに出会い、東京に憧れた頃。
第5章 古今亭の愉しみ方 この師匠のこの噺
白酒が愛する古今亭の滑稽噺を辿る。白酒に影響を与えた先人たちの創意工夫。
■五街道雲助『浮世床』『ざるや』『強情灸』『堀之内』『五人廻し』『妾馬』『臆病源兵衛』『新版三十石』
■先代金原亭馬生『幾代餅』『そば清』『笠碁』『親子酒』『千両みかん』『しびん』『ざるや』
■古今亭志ん生『替り目』『火焔太鼓』『鮑のし』『お化け長屋』『あくび指南』『お直し』『強飯の女郎買い』
■古今亭志ん朝『御慶』『野晒し』『付き馬』『愛宕山』『船徳』『酢豆腐』『お見立て』
■古今亭志ん五『鈴ヶ森』『錦の袈裟』
■古今亭右朝『転宅』『蔵前駕籠』『居残り佐平次』『後生鰻』
■新作落語への思い

【著者について】
桃月庵白酒(とうげつあん・はくしゅ)
本名:愛甲尚人 1968年、鹿児島県肝属郡南大隅町生まれ。鹿児島市立城西中学校、鹿児島県立鶴丸高等学校を経て、早稲田大学社会科学部入学。4年で除籍し、1992年、五街道雲助に入門。前座名「五街道はたご」。
95年、二ツ目昇進、「五街道喜助」に改名。2005年、真打昇進、「三代目桃月庵白酒」を襲名。
11年、平成22年度、国立演芸場花形演芸大賞大賞受賞。


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