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書籍・ムック

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日本歌謡ポップス史 最後の証言 日本歌謡ポップス史 最後の証言
中山久民・編著

ソフトカバー/336P
定価:本体c円+税
ISBN:978-4-96494-072-6 C0076
発売日:2015年9月14日(月)


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【内容紹介】
戦中戦後からの、日本歌謡ポップスヒストリーを形作った最重要人物たちの、知られざるエピソードを集大成!日本歌謡ポップス史、最後の証言集!


[まえがき]

目次

第一章
[服部良一]
戦前のジャズ・ソング、戦後のブギウギでジャパニーズ・ポップの幕開けを飾ったサウンド・クリエーター。

第二章
[馬渕玄三]
島倉千代子、美空ひばり、小林旭、畠山みどり、水前寺清子らを担当した、"演歌の竜"(五木寛之の小説のモデル)と呼ばれたディレクター。

第三章
[長田幸治]
日本コロムビアで井上ひろし、守屋ひろし、飯田久彦、クラウンで西郷輝彦でポップス歌謡を生みだし、美川憲一まで担当したディレクター。

第四章
[飯田久彦]
アイドル歌手時代からピンク・レディー、岩崎宏美、松本伊代のディレクターまで。TV時代のポップス歌謡を生きる。

第五章
[漣健児]
カヴァー・ポップス時代の訳詞家としてポップスの歌詞を一変させた漣健児、著作権管理ビジネスを根づかせたシンコ―ミュージックの草野昌一という二つの顔を生きる。

第六章
[山田競生]
和田弘とマヒナ・スターズから内山田洋とクール・ファイブへの歌謡コーラス・グループの流れ、そこから見えてくる歌謡曲の貪欲さこそが新たな魅力を生みだしていく。

第七章
[糸居五郎]
アメリカ・スタイルのラジオDJでポップス、ロックの"今"を提示し続けた糸居五郎の原点は"卒論"の「米国における新興企業」、つまり音楽産業論だった。

第八章
[中村八大]
永六輔・中村八大(六・八)コンビが生み出した60年代ポップスは、ジャパニーズ・ポップス史&歌謡曲史にあって孤高の輝きをはなっている。

第九章
[中田喜直]
「早春賦」の中田章の次男で、「めだかのがっこう」から「夏の思い出」までを作曲した作曲家はラジオ時代の作曲家だった。

第十章
[小室等]
PPMフォロワーズカラ、「六文銭」結成を経て、フォーライフレコード設立まで、著者の歩んだ道のりは、60~70年代のアメリカン・フォークソングのコピーから、新しい日本のフォークソングの創出までの歴史である。

第十一章
[草野浩二]
カヴァー・ポップス時代のダニー飯田とパラダイス・キング、坂本九から弘田三枝子、森山加代子らのディレクター。

第十二章
[井上大輔]
ロックンロールの伴奏バンド・スタイルの"ジャッキー吉川とブルー・コメッツ"が、キンクス、アニマルズ風のオリジナル曲を歌い、作曲家としてドゥーワップ・グループ、シャネルズ(ラッツ&スター)へ曲を提供。

第十三章
[朝妻一郎]
フォークとロックの台頭とともに邦楽系のレコード制作を一変させ、レコード・ビジネスの根幹が音楽著作権と原盤であると示した。

補章Ⅰ
「歪んだ日本語の系譜」-C調言葉のヒットパレード

補章Ⅱ
1970年前後の極私的新宿体験とロック体験

[あとがき]

[曲目索引]


●中山久民
1947年福岡県生まれ。70年に『新宿プレイマップ』誌の編集部に参加。その後、音楽評論と音楽関連書の編集プロデュースを行なう。76年から音楽之友社の新書版『ON BOOKS』シリーズの編集制作。78年『ロック&ロック―歴史にみる名盤カタログ800―』(講談社)を編集制作。79年『死者のカタログ―ミュージシャンの死とその時代―』(『ニューミュージック・マガジン』別冊)を編集制作。82年『オール・アバウト・ナイアガラ』(八曜社)編集制作。84年に『大滝詠一のゴー!ゴー!ナイアガラ―日本ポップス史―』(『新譜ジャーナル』誌増刊/自由国民社)を編集制作。86年に季刊『ビート・マガジン』(アルファー・ムーン)誌の編集長を務める。90年~07年『CDジャーナル』(音楽出版社)誌の編集顧問を務める。
著書に『プロフェッショナル・ロック』(相倉久人・青木誠・中山久民・共著/キョードー東京)。『多量なる音の時代』(音楽之友社)がある。


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